EM とは?

琉球大学農学部・比嘉照夫教授により発見されたEMとは英語の「有用」(Effective )と「微生物」(Micro−organisms)の略語で有効な微生物群という意味です。

自然界の蘇生と崩壊の二つの方向のうち、蘇生の方向性をもつ微生物をたくさん集めたものです。

たとえば光合成細菌、酵母菌、麹菌などで、これらを集めたEMが土の中で増殖すると抗酸化物質のレベルが高くなるためエネルギーの立体的な集約化、すなわち蘇生の 構造なり、土の空気や水も浄化され、植物が生き生きとしてきます。

EM菌(有効微生物群)が不純物(あく、苦み、渋み)のない、中身のきれいな作物を作り、私たちの健康を守り病気を治し(医食同源)、EM菌が働き出すと、水田や畑はもちろんのこと、そこから流れ出たEM菌は下流の水をきれいにして、環境を良くしていきます。

◎EMに含まれている主な善玉菌と役割EMとは、人間にとって良い働きをする微生物(光合成細菌、酵母、乳酸菌、放線菌糸状菌)を集合させた液体状のものです。

EMは乳酸菌、酵母など人間にとって有効な微生物を善玉菌と言いますが、

いろいろな性格の善玉菌を組み合わせる事で、大きな効果をもたらします。

○光合成細菌

有害物質からビタミンや植物の養分を合成する。EMの中の主役。

○酵母  

ビタミンや生理活性物質をつくり出し、植物や他の有効菌の活性化を増進する。

○乳酸菌  

有機物の腐敗を防ぎ、発酵を進め、有効な養分にする。

○放線菌   

抗生物質を生成し、カビや病原菌を抑制する。

○糸状菌   

(アルコールを生成する)こうじカビと同じ発酵系の菌で、有機物の有用発酵に導く働きをする。

◎EMは、いろいろなところで大活躍

○農業

 

主に土壌を改良する目的で使用。植物自体にも散布する。植物が健全に育ち、抵抗力を上げることによって病害虫を防ぐ。     

農薬や化学肥料を使わなくてすむようになる。

○畜産業

 

家畜の餌や飲水に入れることによって、糞尿の悪臭を軽減することができる。また家畜の病気が減り、健康になるので、薬  

物の使用量も減る。畜産物の品質が高まる。

○水質浄化

 

浄化槽にEMを入れることによって、下水が中水として、再利用できる。汚染された川や湖の水がEMの力で魚の住める水によみがえる。

○ご家庭

 

 

 

 

 

 

家庭内EMの商品名EMWは安全で有用な乳酸菌や酵母などの微生物を培養したもので、色付の心配がなく、柑橘系の爽や

かな香りです。

EMWを水で100倍に希釈し、スプレーヤーで一噴きするだけで雑菌の繁殖を抑え悪臭や汚れを取り除き、植物・動物・生活用品などを蘇らせ、クリーンで快適な生活になります。エアコンの嫌なニオイ、換気扇、トイレの排水口、ペットの小屋・糞尿など家中どこでも使えます。

家では主に部屋へ噴霧し、空気の汚れ、タバコの嫌な臭いを取り除いています。とても清々しい空気になり、同時に心も身体も爽やかになりますよ。

 

 

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