不定期発行
現役教師の道徳教育改革集団代表深澤久と団長佐藤幸司が送る
正義勇気を育てる教育メールマガジンです。

正義と勇気を育てる教育 学校・教育・研究機関:小学校
優しさとは正義+勇気である。この定義に立ち従来の優しさ教育とは全くの別物である。欲望+勇気=犯罪という思考論理を、正義+勇気=人道へと転換していくための教育が「正義と勇気を育てる教育」である。

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★★★  正義と勇気を育てる教育 メールマガジン
★★                 2002/01/23/No.001
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1 「基礎学力」を育てる その?
     学級を<長縄>で鍛える
              「道徳教育改革集団」代表 深澤 久
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1。本校では三学期、朝行事として全校で水曜・金曜に<長縄>を行
っている。各学級二つのグループに分かれ、5分間で何回跳べるかに
挑戦している。
たかが<長縄>だがこの取り組みの中で、担任が「基礎学力」をどう
とらえているか・「基礎学力」をどう育てようとしているか、が見え
る。

2。私はこの<長縄>を以下の点で重視している。
第1に、目標に向けて頑張る力を育てる。
第2に、厳しく自己分析する力を育てる。
第3に、互いに協力しあいながら互いを高めていく力を育てる。

3。この三点を実現するために、私はグループ分けの方法に他の学級
とは異なった方法を取り入れている。多くの学級は男女別にグルーピ
ングしているが、私は「ある程度のレベルに達している子達の一軍」
と「まだまだのレベルの子達の二軍」とに分ける。その判断は担任で
ある私が随時行っていく。つまり、「入れ替え」があるわけだ。この
グルーピングの意図は、何か? お考え頂きたい。

4。多くの担任はグループごとの回数だけを問題にしているが、私は
2グループの合計回数を問題とする。つまり、「一軍+二軍」の回数
で学級の目標を設定する。こうする事で、何軍であろうと全員が頑張
る事が必要となる。これをグループだけの回数で「評価」したら、「
二軍」の子達は意欲を失う。学級内に変なエリート意識と劣等感とが
生まれる。

5。今年度私は四年担任だが、三学期第一回目の<長縄>終了時に、
学級の目標を「800回」と子どもたちに言い放った。その日は初め
て行ったのだが、400回程度であった。その倍の回数を目標として
提示したので、子どもたちは唖然としていた。これでいいのである。
なぜなら、子どもたち個々の跳ぶ様子を見ていて、「やればいける」
と判断したからである。

6。その後三回ほど、休み時間に自主的に跳んでいる数人の子どもた
ちにポイントを教えた。次の時には500回になった。この直後から
、つまり三学期の2週目の後半(1/17頃)から、子どもたちが「
本格的に」練習を始めだした。「朝練」である。「一軍」は当初「朝
6時半学校集合」という方針を決めたので、私が「ダメだ。ダラダラ
やっても時間の無駄だ。せめて、七時四十分くらいにしなさい。」と
修正させた。私が八時くらいに学校に行くと、子どもたちが既に「朝
練」をしている。私を見つけるや走り寄ってきて「先生、おはようご
ざいまーす!」と元気に挨拶してくる。まるで、かつての「学園ドラ
マ」のような感じである。私は子どもたちに一言も「朝練しなさい」
などと言ってはいない。のに、子どもたちが勝手にやっている。

7。こうした状態になると、教師サイドから跳ぶテクニックを教える
とスッと入っていく。
 例えば、休み時間練習している「一軍」の縄を私が取り、回し手に
なる。子どもたちは1秒間に2回程度のスピードで回して練習してい
るが、私は1秒間に四回ほどのスピードで回す。子どもたちは始めは
引っかかるが、そのうち慣れてくる。しばらくそのスピードでやった
後、始めのスピードより少々速めのスピードに「落として」あげる。
すると、楽々と跳んでいくようになる。

8。<長縄>開始から4回目の1/23(水)の夜、私は「力を出す
〜長縄の巻〜」と題した学級通信に次のように書いた。
□両軍とも「自己」最高記録を出した。「一軍」が440回ほど、「
二軍」が260回ほどである。私は合計で考える。つまり、4−1の
記録は、700回という事だ。当面の目標は800回である。「一軍
」は500回・「二軍」は300回、これで800となる。ちなみに
、昨日出た全校最高記録は、6−3の490回だった。確実に、全校
トップへの道を歩んでいる。□
 二日後、5回目の1/25(金)、学級新記録を更新した。「一軍
」479回・「二軍」295回、合計774回。「一軍」は全校トッ
プの座を射止めた。まさに私の「予告」通りであった。子どもたちの
様子を見ていれば、今後伸びるか落ちるかは、わかるものだ。

9。教室に帰ってきた子どもたち全員に対して私は言った。
「学校一番になった。もういいでしょう、『朝練』はしなくても。」
子どもたちは何と言ったか。「目標までいっていないから、まだダメ
だ」と答えた。こうして、子どもたちは集団としても育っていくので
ある。
 いい加減なところで誤魔化さずキチッとやりどけようと考え実行す
る力、これは「基礎学力」の重要な一部分を構成する。
 「基礎学力」の劣っている子・集団は、だいたい何事も中途半端で
ある。と言うより、中途半端の状態で「妥協」あるいは「あきらめる
」教師の力量が低いのである。
 教師がこだわりを持ち続けなければ、そしてそれなりの教育技術を
持っていなければ、子どもたちを変容させる事はできない。

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★「正義」の概念≠ニ「勇気」の必要性を教える教育活動


1)「正義」の概念≠教えるとは、「何が正義であり・何が悪であるか」を教えることである。
  「正義」の概念≠教える中で、必然的に「正義」のカッコヨサ・人間らしさを掴ませること
   になる。
2)「勇気」の必要性を教えるとは、「正義」は「勇気」なくして実現できないことを心から理解さ
   せ、肝に銘じさせることである。
  「勇気」の必要性を教える中で、自分の失敗の責任をとる勇気・他人の「悪」をとめる勇気・困
   っている人を助ける勇気・自分で自分の「欲望」を律する勇気といった勇気の種類≠知る
   ことになる。
3)「優しさ」とは「正義」+「勇気」である。この定義に立ち、従来の「優しさ」教育とは全くの
   別物である。
4)「欲望」+「勇気」=犯罪という思考論理を、「正義」+「勇気」=人道 、へと転換していく
   ための教育が「正義と勇気を育てる教育」と言っても良いだろう。

★「外」に向けて行動させる教育活動
  1)実際に行動する中でのみ、
    ・行動することの難しさ
    ・行動することの素晴らしさ
    ・自分に対する誇り
    ・人の優しさ
   を感じ取らせることができる。
  2)実際に行動する中でのみ、
    ・「見る」目(=感性) *「善」を判断し、
    ・実行する力(=行動力) 実行する「勇気」
    ・「ああすれば良かった」と反省する力(分析力)
   が育っていく。
  3)正に、「世のため・人のために」がここに位置付く。

★自分自身を見つめさせ、新たな自分を発見したり・内省したりする教育活動
  1)自分の今までの「生き方」を振り返り、未来の「生き方」への希望をもち・展望する指針
    を育てる教育である。   
  2)「自己問答の授業」は、ここに位置付く。いわば、「自分自身によるカウンセリング」である。
  3)他者から「自分のいい点」を言ってもらえる活動等のセルフ・エスティームを高める活動も、
    ここに位置付く。
  4)行事などでの子ども達の「行為」の事実を取り上げ、その行事に向けて「知的に」子ども達を
    燃えさせていく教育活動も、ここに位置付く。