食 べ 物 | 解 説 |
81 かずのこ(数の子) | ニシンの卵です。ニシンは「カド」とも言うので、「カドの子」が変化して「かずのこ」になったそうです。卵の数が多いので、子孫繁栄の願いを込めてお正月の料理として出されています。 |
82 かんとうだき(関東煮) | 関西ではおでんをかんとうだき(関東煮)と言います。大正7・8年頃に関東のおでんが、かんとうだき(関東煮)の名前で紹介されたそうです。「かんとだき」とも言うそうです。 |
83 かんぴょう | ゆうがおの実を、ひものように細く、薄く、長くむいて乾かしたものです。煮て味をつけて主に海苔巻きの材料に使われます。 |
84 きゃべつ | キャベツはヨーロッパが原産で、日本には江戸時代末期に伝わりました。別名は玉菜、甘藍です。 |
85 きんぴらごぼう | 坂田金時の子どもの坂田金平が名前の由来です。坂田金平はかたくごわごわした油髪でよく知られている人物ですが、きんぴらごぼうの様子がその油髪を連想させるところから、この名がついたと言われています。 |
86 コッペパン | 「コッペ」はドイツ語のkoppeです。コッペとパンを合わせてコッペパンになったそうです。 |
87 こんぶ(昆布) | アイヌ語で昆布を意味するkombu(コムプ)を、漢字を使って表したものです。他にも昆布の古い呼び方の「ひろめ」を漢字で書いた「広布」を、コウブと読んでそれが変化したという説や、中国では若布(わかめ)を「昆布」と言っていたが、日本人が混同してしまったという説もあります。 |
88 こんぺいとう(金平糖) | ポルトガル語のconfeito(コンフェイト・砂糖菓子)がもともとの言葉です。室町時代末に南蛮菓子の一つとして伝わりました。1569年に織田信長が宣教師ルイス・フロイスに接見した時の贈り物の中に「こんぺいとう」とあるそうです。 |
89 ちゃんぽん | かね(鉦)の音「ちゃん」とつつみ(鼓)の音「ぽん」を表しています。ちゃんぽんで、いろんな音の合奏を意味するそうです。そこから、いろんなものが混ざることを「ちゃんぽん」というようになりました。肉や野菜などいろんな具が入った麺なので「ちゃんぽん」と言うようになったそうです。 |
90 メリケン粉 | メリケンは、Americanを聞いた日本人が、アクセントのかからない最初の母音アを聞き落としたからだと言われています。 |
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