食べ物&解説 Part 全10問(71〜80)

     食 べ 物         解    説
71 まつたけ 秋に赤松の林に生えます。香りがよく、秋の味覚の代表として珍重され、高価なキノコです。
72 まつまえづけ(松前漬け) まつまえ(松前)は北海道の地名ですが、北海道の特産品の昆布をいう場合もあります。松前鮨・松前煮・松前巻などは昆布を使った料理です。まつまえづけ(松前漬け)とは、昆布・鯣(するめ)・数の子などを少し甘めのしょう油に漬けたものです。
73 みかん(蜜柑) 蜜(みつ)のように甘い実のなる柑子(こうじ)の木という意味です。古くは「コウジタチバナ」と呼ばれていましたが、室町時代から蜜柑(みかん)と言うようになったそうです。
74 みたらしだんご ミは尊称のミ(御)で、タラシはテアラヒシ(手洗水)の約したものです。このテアラヒシ(手洗水)の水滴が5つの団子の形になったそうです。
75 ラムネ 英語のlemonade(レモネード)がなまってラムネとなりました。日本には、1853年ペリー艦隊がもたらしたという説と、1860年に長崎港に来たイギリス船がもたらしたという説があります。
76 あおやぎ(青柳) 上総国(かずさのくに)青柳村(今の千葉県市原市)が代表的な産地だったのでこの名がついたと言われています。江戸の寿司屋が使い始めた隠語だったそうです。
77 あちゃら漬け だいこん・かぶ・れんこん・ごぼうなどを薄く切って、唐辛子を加えた甘酢に漬けたものをあちゃら漬けと言います。ペルシア語achar(漬け物の名前)が、ポルトガルに渡りasharとなって南蛮貿易時代(16〜17世紀)に日本に入ってきました。また、「あちゃらこちゃら」の様々な材料を入れるから、あちゃら漬けという説もあります。
78 あん(餡) 餡の唐音です。禅寺の調理から出た言葉です。肉でも、野菜でも饅頭の中に入れるものは「あん」と言います。
79 いちじく(無花果) 毎日一つずつ熟していくのをもぎ取って食べたので「一熟」だそうです。他の説として、もともとはペルシャ語anjir,enjirで、中国に入り映日(インジル)と書かれ、「果」をくっつけてインジクチ(映日果)になりました。これが日本に伝わったという説です。
80 ウースターソース イギリスのウースター州(Worcestershire)で、最初にこのソースが作られたのです。


/ / / / / / / / / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15

ページトップヘ  学習ゲーム館へ(楽しい学習ゲームがいっぱい!)