食べ物&解説 Part 全10問(21〜30)

     食 べ 物        解   説
21 かもなんばんそば(鴨南蛮蕎麦) ネギを南蛮と言います。中世、日本に来た南蛮人(ヨーロッパ人・特にポルトガル人)が、健康のためによくネギを食べていたからと言われています。
22 からあげ 魚介類や肉、野菜などを衣をつけずに油で揚げたものを言います。小麦粉や片栗粉を軽くまぶして揚げる場合もあります。カラは、乾燥を表す擬態語です。油で揚げてカラッとなるので、からあげと言われています。
23 カレーライス 元々は、タミル語やカンダナ語の「kari」(スープの具)から来ています。この「kari」という言葉がポルトガル語経由で英語に入り、世界に広まりました。
24 がんもどき 肉食が禁じられている僧侶たちが、豆腐を主材料に雁の肉に見立てて作ったからです。
25 きつねそば(狐蕎麦) きつねは油揚げが好きだという俗信があります。それゆえ、きつねが神の使いである稲荷には油揚げが供えられます。そこから油揚げをきつねと呼びます。
26 きゅうり(胡瓜) 原産はヒマラヤですが、前漢時代の旅行家の張騫(ちょうけん)が西域地方からキュウリを持ち帰ったので、胡(えびす)の瓜(うり)という意味で胡瓜と書きます。
27 げそ げそとは下足(げそく)の略です。下足とは脱いだ履き物(はきもの)のことを言い、そこからイカの足をげそと呼ぶようになりました。
28 こうちゃ(紅茶) 日本だけでなく中国でも紅茶と書くそうです。英語では、Black Tea(黒い茶)となります。
29 こうや豆腐 豆腐を凍らせて、乾燥させたもの。凍(しみ)豆腐とも言います。高野山で作り始めたと言われています。
30 コーヒー(珈琲) 漢字で珈琲と書くのはポルトガル語のcafeを中国で漢字に当てたものです。日本で本格的に普及したのは1888年に可否茶館という店が東京の上野にできてからです。


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