食べ物&解説 Part 全10問(1〜10)

     食 べ 物           解    説
1  アイスキャンディー 「アイス(ice)」は氷、「キャンディー(candy)」は砂糖菓子の意味。この2つを合わせて作った和製英語なのです。アメリカではpopsicle、イギリスではice lollyと言います。
2  あかがい(赤貝) 体液にヘモグロビンを含み肉が赤いのです。石器時代から食用とされていて、貝塚から多量の殻が発見されています。
3  あかふくもち(赤福餅) 宝永のころ京都裏千家の恕心斎宗匠がお店に立ち寄って食べたとき、「赤心慶福」(せきしんけいふく)と言ったのがきっかけとなって「赤福」と呼ばれるようになりました。
「赤心慶福」とは、赤心(まごころ)で参拝し、自他共に福を分かち合うという意味です。
4  あんばい 漢語の「按排」が語源です。「按」は手で案じる(考える)意味で、「排」は手で左右に分ける意味です。つまり「按排」は、よく考えながら両手で適当に並べたり、処理したりする意味になります。
5  いくら ロシア語なのです。
6  いせえび 『日本山海名産図絵』(1799)には、「志摩半島の鳥羽でとれ、伊勢を通って京都に送られるので伊勢エビ、地元の伊勢や尾張では志摩エビ、江戸のは鎌倉から来るので鎌倉エビという」と述べています。
7  いなりずし(稲荷鮨) 狐が油揚げを好んだ言われたところから狐にちなんだものです。
狐と稲荷(神社)との関わりは、稲荷神社がまつる宇賀御魂命の別称の御饌津神(みけつかみ)を三狐神と書き誤ったことによります。「狐」はキツともケツネ(大阪方言)とも言うからです。
8  いまがわやき(今川焼き) 今川焼きは文化・文政の頃、江戸の神田今川橋あたりで売り出されたことからこの名があります。この菓子は金鍔(きんつば)からヒントを得て作られ、屋台で売り出されたところ大変評判となりました。
9  いんげんまめ(隠元豆) 江戸前期に明(みん)より来日した禅僧の隠元(いんげん)が伝えたので名づけられたと言われています。京都地方では、いんげんまめは藤豆(ふじまめ)を指すので、隠元は藤豆を伝えたとする説や、関東では五月ささげを伝えたとする説があります。
10 えのきだけ(榎茸) えのき(榎)の幹や切り株の上に群生します。冬季に発生するので、英語ではwinter mushroomと呼ばれ、和名でもゆきのした(雪の舌)の異名もあります。


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