気侭に詠む


--(3)--


(江戸東京博物館で)

産声が響き渡るよ苫の屋に

新しい命に兄ちゃん目を凝らし



残り物食べて母親長生きし
(私の母は95歳で旅立ちました)


いらぬこと思い出してる夜長かな


故郷は私の住んでるこの家なのか流浪の民の成れの果て


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