気侭に詠む
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人柄が分かるよ君の七並べパスばかりして不敵に笑う
カナカナ鳴いてるこの径来れば窓辺に母を見る思い
越路吹雪のシャンソン買った聴きもしないでろくでなし
甘くもないけど辛くもないし今が一番ちようどいい
(身の丈に合った丁度良い暮らし。感謝!)
黄昏過ぎたらもうすぐ闇夜心に灯りをともそうか
(人生の黄昏どき)
何が起きるか予測もつかぬ老いの暮らしの真っ只中
買出し列車のリュックの芋はしょっぱい涙の味がする
(農家のおばさんに土下座して分けてもらった薩摩芋。60年前。)
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