月の初めに想う


(72) 仄暗きもよし

何処の店に入っても節電でなんとなく薄暗い。

しかし、これも慣れると意外に心地よいもので
寧ろこの方が落ち着くような気がする。

もう五月。照明を減らした店はなんだか涼しげ
だ。
古い時代の日本はこんなに明るくなかった。

人間が人間らしく暮らす。
太陽とともに起き太陽が沈めば寝る。
原始的だなんて笑う者は笑え。

おそらくこれからは、太陽光、地熱など、
自然エネルギーを使う時代になると思う。

けたたましい時代はそろそろ終わり、人間性
溢れる心豊かな時代になって欲しいものだ。
(H.23.5.1記)


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