月の初めに想う |
被災地の学校に手製の布バッグが贈られ、どのバッグにも 手紙が入っていた。 テレビで観たので詳しくは覚えていないが、手紙は子供の 字のようだった。 「わ〜〜可愛い!」「うれしい!」「手紙が入ってるよ」 等と賑やかに喜んでいる子供達だったが。 メガネを掛けた一人の少女がインタビューに答えながら口 を隠している。あれ?どうしたんだろう?と何気なく見て いた私だが・・・。 「私たちの為に一生懸命作ってくれてうれしいです」と 彼女は泣いていたのだった。 小学生だったか中学生だったかはっきりしないが、多分小学生 だったと思う。 子供が感激して泣いている・・・・・。 今度の災害は、人の心の暖かさに触れてこんな子供が泣く程、 心を痛めつける酷いものなのだ。 高給取りの政治屋さん達は高いところから、被害に遭った人々 被災地を見降ろし、自ら手を汚すこともせずピーチクパーチク 囀りあっている。 したたか雀共だ。(H.23.6.4記) |