自分史
月の初めに想う


(66)大いなるもの


人間の一生というものは、生まれた時から与えられた
宿命によって生かされているらしい。

私は紆余曲折の星霜を只管々々、その時々を懸命に
生き、歩き続けてきた。
しかし、私という一人の人間がこの世で果たすべき役割
はどうやら未だ終わっていないらしい。
今年は実に不思議な年で、色んなことが起きた。
年齢の所為も有るのかも知れないが、私は聊かダメージ
を受けた。精神的にもね。

だが物は考え様で・・・・・・・

様々な事象が、大いなるもののお計らいであるならば、
それは起こるべくして起こった事かも知れない。

どういう風に推移していこうとも、全てお任せして、
与えられた宿命の中で、助けられていることも感謝し、
自分の遣れる事を日々坦々と遣り、自分が迷惑を掛けぬ
よう生きていくことが何より大切じゃないかと思うよう
になった。

(H.22.11.4記)


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