思いつくままに♪


(38) 不思議なひととき




毎年同じことを言っているが、今年ももう後半に入る。
厳密にいうと私は78歳と3ヶ月になった。

先日、かかりつけのクリニックに検査の結果を聞きに
行った。うんと待たされる積りで、宇野千代さんの
「普段着の生きていく私」の文庫本を持って行った。

珍しく空いている待合室で、徐に老眼鏡に掛け直し、
何行か読んでいたら・・・・何だか聞き覚えのある声
が聞こえる。
テレビだ。寂聴さんじゃない♪まあなんのお話かしら
ぅん??朧月夜が・・・・??あれれれ

なんとまぁ、源氏物語じゃありませんか〜〜。

寂聴さんの現代語訳つまり寂聴源氏は全巻持ってるが
パソ遊びが忙しくてまだ七巻の途中で止まっている。
寂聴さんの女人源氏も途中までだ。
朧月夜・・どのへんだったかな?
待合室の席を替えて寂聴さんの話を夢中で聴いた。

30分で番組が終わったので、さてと、文庫を開いたら
あれ〜〜今度は・・タンゴのレッスンが始まった♪
ごく初歩のステップだったけど、大好きなダンスは
曲を聴いてるだけでなんだか心が弾む。

血液検査の結果もおおむね良好ということで、気分よく
帰ってきた。

さてと・・・また半年頑張らなくちゃねぇ。(H.20.7.1記)


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