思いつくままに♪


(23) 「今」が一番いい


「あんたは鼻っ柱ばっかり強いけど駄目だねぇ」と母に
よく言われたものだ。

昭和38年に父が亡くなったとき、私は心臓の動悸が激しく
身動きも出来なくて、医者に強心剤か精神安定剤かなんだか
知らないけど注射されたほどだ。

そこへいくと妹は強かったわ。
自分の娘を負ぶって、湯灌する母の手元をしっかり見ていた。
「おでこに触ってご覧。まだ暖かいよ」と妹にハッパかけられ
私は恐る恐る父の額に手を触れたものだった。

いつもニコニコして優しい妹、母に似た大きな眼でじっと
見詰められるとなんだかとても安心する。
でも横浜なので滅多に逢えないのが寂しい。


4月27日に書いた「気晴らしに書いている」を読んだ長男が
心配してメールを寄越した。

ーー「できる他人とできない自分」 「かってはできた自分と
今のできなくなった自分」を比較するのは馬鹿げている。
そんな比較をしても何もいいことはないよ。・・・・・
「これが出来る私」 「これを楽しんでいる私」って、今を
プラスに見ることが大切だと思うよ。ーー


そうよねぇ。今こうしてパソコンなどを相手に呑気に暮らして
いられるのだもの。
パソコンが出来る私・・パソコンを楽しんでいる私・・・・・

仕事で忙しかった頃を思えば、こんな幸せな時間を持てるなんて
有り難いことじゃないの。
感謝して日々を有意義に過ごしましょう。(H.19.5.13記)


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