来し方を想ふ


(17) 川崎駅のホームで♪


経堂に行くのに、確か川崎で南武線に乗り換えたような
記憶がある。
帰りだから、南武線を降りて京浜東北線に乗るために、
川崎のホームで電車を待っていたときの話。プッ♪

スーツ姿の男性がす〜っと近づいてきた。
年恰好は、さあ、三十代か・・・普通の青年だったが・
「お茶でも飲みませんか」
“えっ、?”
「僕、今日の仕事終わったんです」
(そんなこと私には関係ないよ。セールスマンかな?)
いい具合に電車が来たので、“ごめんなさい”といって
中に入った。
あれ〜付いてきたァ。(どうしよう)
扉の所に立っていたらぴたっと傍にきた(ゃだなぁ)
“私ね、もうおばあちゃんですのよ。中学生の息子が
います”
「ぁ、いえ、そんなこと・・・ねぇ、お茶飲みながら
お話しませんか・・」などと、ぬかしてる。

電車が蒲田に着いたので、私はものも言わずにさっさ
と降りた。
流石にもう付いて来なかった。

四十女に声をかけるなんて・・へへ♪私も満更捨てた
ものでもないね・・♪♪
ん?待てよ! 若しかしたら何か売りつけようとしたの
かな? ハハハハ♪

川崎駅でナンパされそうになったのよォ(爆)(H.19.2.15記)


次へ→


トップへ戻る