俳句 |
仕事を引退して間もなく十年になる。追いまくられて終日ペンを 握っていた時、疲れ果てて猛烈な睡魔に襲われたことはしばしば だった。ペンは確り持って書いてる積もりだったが・・・ |
毎日が日曜日になった。左官屋さんの見事な鏝捌きを見るともな くみている。所在無い春の日の午後。 |
鎌倉の小さな小さな民芸店に入った。さりげなく香が匂っていた 藍色の布で覆ったちょっと大きめのブローチを買った。 私のお気にいりのブローチだ。今も大事に使っている。 |
私がまだ二十歳ぐらいだった。長崎の原爆資料館など訪れた 事があった。あたり一面はまだ野原だった。クローバーだらけ だったように記憶しているが、不思議なことに全部四つ葉だった と思う。幸運を呼ぶという四つ葉のクローバーである。 何故! 何故! ここに・・私は胸を詰まらせた。 |
どこかで蓬を摘んでこられたのだろう。あの袋に入ってるの かな?美味しい蓬餅を作って大家族で楽しまれるに違いない。 羨ましいな。 |
素朴な素朴な径です。人の気配も感じられない。でも径なんです |
爽やかな朝!賑やかな囀りが聞こえる。私も仲間に入れて! |