横浜で
(その二)

 暑い暑いといってるうちに、今年も折り返し点を廻り一ヶ月が過ぎ
ようとしております。

古稀を過ぎたころから、月日の経つのがとても速く感じられるように
なりました。
一日二十四時間、全く同じ速度の筈だし、むしろ、もう少し前までの
方が、仕事もあり、忙しくてそれこそ一日があっと云うまに終り時間
が足りない位だったんですけどねえ。

 気取って云えば、毎日が充実していて、無駄なことを考える余裕が
なかったということでしょうか。

 梅雨明け早々に、横浜の「港が見える丘公園」とかあの辺りを散策
し、前々から行きたかった「人形の家」にも行って参りました。
♪あなたと二人で来た丘 港が見える丘〜♪
夕闇迫るころ、涼しい風に吹かれながら、ロマンティックに?・・・
残念ながら・・・。

「人形の家」では、アメリカに渡っていた日本人形が半世紀ぶりに、
いや、もっと?でしたかお里帰りして来てました。
 また、世界中の人形達が、それぞれのお国柄が偲ばれる可愛さで、
仕草で沢山展示されていました。
世界中の大方の人々は、あの人形達のように、素朴で、ごく普通に
暮らしているんですよねえ。

 地球上の総ての人々が、仲良く手を携えて生きていけたら・・。


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