π化システムとπウオーター

πウオーターは、名古屋大学農学部の山下昭治博士が中心となって30年の研究の結果確率されたπシステム理論によって生み出された水で、水の本来あるべき状態=不純物のないクリーンな水に戻る能力を水自身に与え、その中に含まれる物質のイオン化を止める力を持たせた驚異の水です。

この理論は自然界の物質すべてが、そのまま放置しておくと腐敗、分解といった組織構造の崩壊の状態に変化するのに対して、生命体なり物質なりがあるべき姿を保っているのは、それらが外部からエネルギーを取り込み、蓄える事によって安定で複雑な構造を築き、さらに機能を高める=エネルギー準位の上昇という特殊なメカニズムによるからである、という物です。

生命は今から35億年前に海中で誕生し、今でも生命体はその体内に当時の海水組織と非常によく似た同質の水を受け継いでいるといわれています。π化システムは物質を活性化し、生命を与えるカギをこの水から探り出しました。

これは2×10−12molという、ほとんどあるかないかの濃度の二価三価鉄塩脂質複合体で、これが生命体を構成する基本物質=πであるとしました。これを特殊な方法で水に作用させた物がπウオーターです。

πウオーターは、ミネラル水でもなく栄養剤でも薬でもありません。こうしたエネルギー準位を低くする物とは違い、エネルギー準位を高めるまったく正反対の方向へと向かわす水です。πウオーターは外部からの方法に敏感に反応し、水を水自身があるべき安定した状態、つまりプラスの変化へと導くとともに、自らが介在して関係する物質が安定するに必要な情報を選択して伝達し活性化させます。この働きをわかりやすい例を挙げて説明します。

泥水に生息しながらも美しい花を咲かせる蓮。その育つ泥水の悪環境にあつても、この蓮を切ってみれば中の水分は泥水でもなければ悪臭もありません。もちろん有害菌が紛れ込んでもいません。これは、蓮の表皮のところに仕掛けがあつて、外からいろいろな要素が侵入した瞬間に、生体にとって好ましい状況へとそれらを変換させているからです。この仕組みが生体システムであり、πウオーターであるはずなのです。

山下昭治博士は30数年にわたつて生体システムの基礎すなわち「いのち」の根元を探求してまいりました。そして、ようやくにして、これがある種の鉄塩脂質複合体の存在により生命体の生育の方向を決定すること、その基礎原理によりそれぞれ固有形質に回帰してゆく事を発見しました。

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