日曜日のバーベキュー(東京書籍)小学4年生の教材
玄関の前に置いてある自転車のカゴに、またゴミが入れられていた。ぼくの母はぶつぶつ言いながらも片づけをした。 次の日曜日、ぼくの家族と友達のみきお君の家族で、河原にバーベキューに出かけた。夕方帰ることになった。ビニール袋4つもゴミが出て、ぼくの母は車にぎょうぎゅう押し込んでいた。それを見たぼくは「ごみすてばがあったから、捨ててくるよ」と言ってみきお君と捨てに行った。『ごみをすてるな! ここはごみすて場ではありません!!』という看板があったにもかかわらず、ぼくはゴミを捨ててしまった。 家に着くと母が大声を出している。また、自転車のカゴにごみが捨ててあったのだ。 |
1.この話は、小学校低学年の内容のどれですか。
主として集団や社会とのかかわりに関すること。 (1) 約束やきまりを守り,みんなが使う物を大切にする。 (2) 働くことのよさを感じて,みんなのために働く。 (3) 父母,祖父母を敬愛し,進んで家の手伝いなどをして,家族の役に立つ喜びを知る。 (4) 先生を敬愛し,学校の人々に親しんで,学級や学校の生活を楽しくする。 (5) 郷土の文化や生活に親しみ,愛着をもつ。 |
○生徒の意見分布
・ほとんどの生徒が(1)で、分からない生徒が数人。
2.では、中学校の内容のどれですか。
主として集団や社会とのかかわりに関すること。 (1) 法やきまりの意義を理解し,遵(じゅん)守するとともに,自他の権利を重んじ義務を確実に果たして,社会の秩序と規律を高めるように努める。 (2) 公徳心及び社会連帯の自覚を高め,よりよい社会の実現に努める。 (3) 正義を重んじ,だれに対しても公正,公平にし,差別や偏見のない社会の実現に努める。 (4) 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め,役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。 (5) 勤労の尊さや意義を理解し,奉仕の精神をもって,公共の福祉と社会の発展に努める。 (6) 父母,祖父母に敬愛の念を深め,家族の一員としての自覚をもって充実した家庭生活を築く。 (7) 学級や学校の一員としての自覚をもち,教師や学校の人々に敬愛の念を深め,協力してよりよい校風を樹立する。 (8) 地域社会の一員としての自覚をもって郷土を愛し,社会に尽くした先人や高齢者に尊敬と感謝の念を深め,郷土の発展に努める。 (9) 日本人としての自覚をもって国を愛し,国家の発展に努めるとともに,優れた伝統の継承と新しい文化の創造に貢献する。 (10) 世界の中の日本人としての自覚をもち,国際的視野に立って,世界の平和と人類の幸福に貢献する。 |
○生徒の意見分布
・(1)……26人
・(2)…… 1人
・(3)…… 1人
3.この文章を読んで思ったこと、分かったこと、気づいたこと、考えたことを書きます。5分間です。
・気づいたのにゴミを置いてきて悪い
等々
4.登場人物は誰ですか。
A ぼく
B みきお君
C ぼくの母
D ぼくの家族
E みきお君の家族
F 自転車にゴミを入れた人
G 川にゴミを捨てた人
5.この中で悪い人は誰でしょう。
・A,F,G,B
・C,D,Eは、ちょっとは悪い
6.一番悪い人(よくない人)は誰でしょうか。そしてその理由は?
A……7人(捨てたから)
B……12人((ゴミを置いて)早く行こうと言ったから)
C〜E……0人
F……1人(個人を困らせているから)
G……7人(こういう人がいなかったら、ぼくもゴミを捨てなかったから)
7.一番悪い人は、ぼくの母だと思います。理由は2つあります。
1つは、公共の場所の川でバーベキューをしたからです。しかも、ゴミ袋が4つも出るような盛大なバーベキューです。
公共の場所では、火を使ったりすることは、よくないことです。また、川にゴミ捨て場がないことは、大人なら知っているはずです。
子どもだけでゴミ捨てに行かせているのはダメですね。
2つ目は、そういったよくないことをしているのに、逆切れしているからです。自分で悪いことをしているのに、自分がされると怒ってます。
このお母さんは、人のことを言う□がないと思います。
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