永久欠番(1時間)
1 詩を1度読む。
2 この詩は、プラスかマイナスか考える。
3 CDの朗読、中島みゆきの歌を聴く。
4 もう一度、この詩はプラスかマイナスか考える。
5 ワークを解く。

俳句を味わう(4時間)
1 俳句についての知識事項を学ぶ(句切れ・季語・季節・切れ字)
2 内容理解(教師の発問を中心に)
3 ワークにて内容理解
4 俳句作り
夜は暗くてはいけないか(読み中心の1時間)
1 CDを聞く(読めない漢字・読みが難しい漢字は読み仮名を振る)
2 グループの中で、1段落リレー読み
3 だいたいのグループが、p22くらいまで進んだら次に進む
4 順番自由・何回読んでもいいという条件のグループ内の一文リレー読みを行う。(最後まで)
5 一文読みのテスト(大きな声・ゆっくりだけをチェック)
6 残りの文章は黙読

夜は暗くてはいけないか(内容理解 2時間)
C 読むこと イ 書き手の論理の展開の仕方を的確にとらえ,内容の理解や自分の表現に役立てること
1 筆者が一番述べたいことが書いてある段落は?→16段落
2 16段落の中でどの一文か?→最後の一文
 現代人はものを考えなくなったというけれど、光の行き渡りすぎた現代の夜間の環境が、人に常に動きまわることばかり強いて、じっと考える能力を喪失させたことは疑いようがない。
3 上記の赤い部分と同じ内容を15段落から探す
    暗さが人にものを考えさせる
4 上記の赤い部分に対応する部分を14段落から探す
    現代人が捨て去っただいじなものがありそうだ

5 13段落のキーワードを1つだけ探す
    星・目・暗さ・明治維新など(「暗さ」は文章全体なので却下。ここでは「星」)
6 13段落はどこの段落までつながっているか?→ 11段落(キーワードの「星」を使う)

(6.5 「星」を使って何を説明・言いたかったのか。各自一行で書く。グループごとに集まり良いもの一つ選ぶか作るかさせる)

7 10段落からキーワードを3つ(2カ所)を探す
    享楽的生活・車社会・照明
8 10段落はどこの段落までつながっているか?→ 6段落(キーワードの「享楽的生活・車社会・照明」を使う)

9 5段落からキーワードを探す
    (真の)闇
10 5段落はどこの段落までつながっているか?→ 1段落(キーワードの「」を使う)

★ 段落を音読せたり、一文ずつ隣と読ませたりと、読みながら進めていく。
★ 各形式段落の要点も板書しながらまとめていく。
★ キーワードは、教科書の言葉を丸く囲ませ、持ってこさせてチェックする。
☆ 以上のことを行うので時間はかかる。

11 1〜5段落に見出しをつける…昔はどこにでもあった真の闇 
12 6〜10段落に見出しをつける…今は希少価値がある真の闇(享楽的生活と車社会で明るい夜) 
13 11〜13段落に見出しをつける…今よりもずっと暗かったころの夜にぴったりの目の感度 
                    …暗い夜の星空を一番楽しめるようにできている人間の目
14 14〜16段落に見出しをつける…まとめ(現代の夜間の環境が、じっと考える能力を喪失させた) 

 

夜は暗くてはいけないか(作文の基本1時間)
1 説明的文章を書くとしたら、起承転結はそれぞれどんな見出しの作文を書くか。
  前回の11〜14を参考にさせ、それぞれの見出しを書かせる。
 起 のこと(次の承とは対比的なこと)の内容の見出し
 承 
のこと(前の起とは対比的なこと)の内容の見出し
 転 
結につながり、しかも起・承とは別の視点・観点からの内容の見出し
 結
 まとめだが、ここでは簡単な、ありがちなスローガン的なもので良しとする

   ありがちなのは、こんなパターン
   起 の友達と行う遊び
   承 
一人でできるテレビゲーム
   転 
少年犯罪の増加
   結
 友達と接することは大切だ

2 教科書p25の課題2A(筆者の意見に賛成・反対を理由付で書く)を10分ほど行う。

★上記1・2それぞれの活動の時は、隣の席同士で発表したり、友達の所に自由に出歩き相談したりさせる。


敬語のはたらき・漢語の構成(4〜5時間)
1 定義や典型的なパターンを教え、ノートに書かせる
2 とにかくプリントによる反復練習(そのうちプリントはアップしたいと思う)

パンフレットを作ろう
1 ワークを行う(教科書を見ながら)
2 中学校・市についてキャッチコピー作り
3 2で作ったコピーを班でランキングづけする
1〜3で1時間
4 p32からp40をノート見開き1ページにまとめる(1時間)

いちご同盟
1 CDを聞く
2 原作を読む(単行本を人数分(図書費などで)用意しておく)
  →教科書の内容は「薄い」 原作とは大違いだ
3 ワークを行う

 ※ 読書単元であり、読むことが中心となる

動物のサイズと時間(1)ゾウの時間・ネズミの時間
第1時 1)CDを聞く…(1)ゾウの時間・ネズミの時間と(2)ヒトの寿命
     (読みが分からない・難しい漢字には読み仮名を振っておくよう指示する)
    2)CDに合わせて音読させる(下記のように変化をつけて)
      1段落〜3段落は全員
      4段落〜7段落は女子だけ
      5段落〜11段落は男子だけ
      12段落〜最後は全員で
    3)範読を聞く(漢字の読みの分からないものがないように、よく聞かせる)
    4)1段落は隣の席(ペア)で合わせて読む
     2段落はペアの片方(男子)が読む
     3段落はペアの片方(女子)が読む
     4段落以降は上記1段落〜3段落の方法を繰り返す

第2時 ヒアリングテストを行う
 問題1 動物の一生にかかわるものは、すべて4分の1乗則に従うが、
     具体的には動物の一生のいくつの時間が出てきたか。
 問題2 日常の活動の時間も、体重の4分の1乗に比例するが、具体的に
     いくつの日常の活動の時間が書かれていたか。
 問題3 動物それぞれの体のサイズに応じて、違う時間の単位があるが
     物理的時間と区別して、何と呼んでいたか。
 問題4 哺乳類の動物は、一生の間に心臓を何回打つと書かれていたか。
 問題5 哺乳類の動物は、一生の間に呼吸を何回すると書かれていたか。
 
正解者 /37名 /38名 /37名 /38名 /34名 合計 点数 人数
問題1 12名   7名   9名   9名   10名 47 5点 34
問題2 20名   21名   18名  17名   17名 93 4点 61
問題3 31名   33名   36名  37名   31名 168 3点 62
問題4 34名   32名   36名   35名   34名 171 2点 19
問題5 34名   31名   35名 33名   33名 166 1点
 問1、2は「問題の意味が分からない」という生徒もいた
 問題文の中のキーワードを見つけるという習慣がまだまだついていない
 問題1は「〜時間」ではない答えが1つあるので、誤答として「3」が10人弱ずついた

第3時 問題提起とその答えを探す
1 『要旨…筆者が最も述べたいこと』と板書する
2 要旨が書かれているのはどの段落でしょうか?
  ⇒15段落(文章の最初か最後にある 1段落ではないので15段落に決まり)
3 15段落をノートに写しましょう
4 15段落が答えになるような、問題提起にあたる段落はどこですか?
  (問題提起の文は「…か。」となることを復習する しかし、ここでは生徒を
    惑わすヒントになる)
  ⇒答えは出ない
5 答え(問題提起にあたる段落)は、「…か。」では探せないことをヒントとして出す
  少し時間をとって(2、3分)考えさせるが、ほとんど答えは出ない
6 15段落の中からキーワードを出させ、そこから探させる
  キーワード「時間・概念・時計・信じ込む・常識・覆す・サイズ・生物学」
  「時間・サイズ・生物学」は、範囲が広すぎる言葉で使えない
  ここでは、「時計」で探すと答え(問題提起にあたる段落)が簡単に出る
  ⇒9段落が出る
7 9段落をノートに写しましょう
8 9段落を問題提起の文にするため、「か」を入れます どこに入れますか
  ⇒あの、歯車と振り子の組み合わさった機械が、コチコチと時を刻みだし、(す。)
   
時は万物を平等に、非情に駆り立てていく(か)と、私たちは考えている。

 ※ 答えの発表方法として、挙手、ノートに記入、教科書を教師に持ってくる、隣と発表などがある
  

動物のサイズと時間(2)ヒトの寿命
第1時
 1 教師が1段落ごとに範読する
 2 以下の活動を教師の範読の後に行う
    1段落 起立して音読 終わったら着席
    2段落 隣同士で一文リレー読み
    3段落 隣同士で一文リレー読み(2、3段落とも3文ずつしかない)
    4段落 起立させ、早口で微音読 終わったら着席
   教師は5〜7段落を通して読む
    5〜7段落 隣同士で一段落リレー読み
   教師は8、9段落を通して読む
    8、9段落 全員で声をそろえて読む(ちょっと早口で)
 3 文章の始めから一文リレー読み
 4 文章の始めから一文リレー読みを行うが、途中読み間違いがあったら、
   最初の生徒からやり直し  緊張感が生まれる
    ※ 失敗した人への個人攻撃をさせない
    ※ 最後まで続かないのが2、3回あったら、自分パートの一文を練習させる
    ※ うまくいったら、みんなで拍手

第2時
 1 1段落を各自読ませる
 2 1段落最後の   
  
イメージからの発想
第1時
 1 CDを聞き、読みの練習
第2・3時
 1 ワークを中心に進める
テレビとの付き合い方
第1時
 1 CDを聞き、読みの練習
第2・3時
 1 冒頭部分(p102)のセリフは何人で話しているのか?
   補助発問・ヒント
   2 3人で話しているとしたら、どれが誰のセリフか?
   3 4番目のセリフを言った人は、テレビを見たか?
   4 4番目のセリフを言った人は、現地に行ったのか?
   5 6番目のセリフを言った人は、現地に行ったのか?
   6 6番目のセリフを言った人は、テレビを見たか?
第4時
 1 要旨はどこか?
 2 要旨のことが書いてある別の部分はどこか?
    (p105の絵)
 3 p105の絵の解説
 4 「イメージからの発想」と「テレビとの付き合い方」の共通点は?
 5 「イメージからの発想」と「テレビとの付き合い方」の大きな違いは?
 6 「イメージからの発想」と「テレビとの付き合い方」を読んで学んだことを書く(約100〜150字)・p108学習の課題1B
第5時
 1 p108学習の課題1A「生活の中で私たちがどんな情報をどのような手段で得ているか、表にして整理してみましょう」
 2 p101学習の課題2B「同じニュースについて、どのように報道しているか複数の新聞を読み比べてみましょう」
   →朝(早く)テレビを見るよう指示
 3 p108学習の課題1A『「テレビは必要か必要でないか」という論題でディベートをしましょう』
あいまいな表現
以下の文を二通りに解釈させる。
ア 母親は寂しそうに帰って行く娘を見送っていた。
イ 前半のようなファイトの見られない試合を続けた。
ウ 文化祭の計画案に対して、全校生徒の40パーセントも賛成してくれないというのだから、準備委員会もたいへんだろう
などなど、1時間かけてp109〜p111を行う。
同音異義語・多義語
p112〜p114を読む
問題を出す
 1 次の「はかる」は、「量・計・測」のどれか?
    ・重さをはかる
    ・水深をはかる
    ・時間をはかる
    ・長さをはかる
    ・面積をはかる
    ・体積をはかる
 2 「解放・開放・快方・介抱・会報」全部を使った一文を作る
を行い、1時間で終わらせる
話し合いで問題を解決しよう
1 CDを聞く
2 p116〜p124の説明
3 グループに分け、シンポジウムを行わせる
   司会者1名 司会者が、何を話し合うか自由に決めてよいことにする
と以上のことを1時間で行う
 
万葉・古今・新古今
第1・2時
 1 昭和から奈良時代までの時代名を答えさせる
 2 万葉集・古今和歌集・新古今和歌集の説明
 3 CDを聞く
 4 p127「東の野に・・・」を使ってクイズ
 5 p127長歌までの説明・解釈
 6 長歌までの説明・解釈
 7 長歌・反歌の説明

第3時
 1 p127反歌〜p128の説明・解釈
 2 「ぬ」の訳し方
 3 枕詞の説明 

第4・5時
 1 p129の説明・解釈
 2 係り結びの法則の説明
 3 p130の説明・解釈

第6時
 好きな歌ベスト3を選ばせ、暗唱させる テストあり
     
おくのほそ道
第1時 p134・135 古文の読み 口語訳の読み 古文と口語訳の対応

第2時 p136を口語訳にする
漢詩二編
第1時 レ点、一二点の確認 絶句・律詩 五言・七言

第2時 『黄鶴楼にて、孟浩然の広陵に之くを送る』書き下す
    『春望』書き下す

第3時 漢文プリント(書き下しを中心に) 
書く2 主張を書こう
第1時 p144・145を読む p145のA氏の意見の主張は何か考える

第2時 p146〜p150までの解説 p150・151の文章をノートに写す

第3時 『学習の効果を上げるには、予習と復習のどちらにより力を入れた方がよいか』の意見文を書く
     (第2時の流れを参考に)
故郷
第1時 CDを聞く

第2時 p156L1〜p157L7までの読解
    ・時、人、所を問う
    ・話者は船の中にいるか?
    ・本当の村の姿は+か?−か?(情景についてもふれる)

第3時 p157L8〜p158L14までの読解
    ・時、人、所を問う
    ・「私」は引っ越しの話があると思っていたか?
    ・引っ越し先の家は広いか? 狭いか?
    ・私の脳裏に繰り広げられた不思議な画面に見えたものはいくつか?
    ・その情景は+か?−か?

第4時 p158L15〜p163L5までの読解
    ・時、人、所を問う
    ・ルントーの父が私の父に「自分の息子…」と申し出たときの私の父の気持ちは?
    ・ルントーを待ち遠しいという気持ちを強調している言葉は?
    ・ルントーの家計は楽? 苦しい?
    ・私とルントーの対比

第5・6・7時 p163L6〜p166L4とp166L5〜p170L7までの読解
    ・登場人物
    ・前の場面を私は長く考えていたか?
    ・ヤンおばさんの過去と現在の対比
    ・ルントーの過去と現在の対比
    ・クライマックスの場所
    ・クライマックス前に主人公がこだわっていたコト・モノ・ヒト
    ・クライマックス後に主人公がこだわっていたコト・モノ・ヒト
    主題づくり
      人はだが、しかし
       A…クライマックス前に主人公がこだわっていたコト・モノ・ヒトの象徴
       B…クライマックス後に主人公がこだわっていたコト・モノ・ヒトの象徴