2020.1

1/31 自分の道徳授業の原点。それは1冊の教育雑誌だった。季刊誌『道徳授業を楽しく』には、自分の知らない道徳授業の世界が満載だった。貪るように読み、次の発売日が待ち遠しくて待ち続け(発売が遅れることが多かった(笑))、追試を行った日々。今ある現実問題に正面から斬り込んだ授業も多かった。まずは子どもに知らせたい『何か』があった。子どもはそれまで知らなかった新しい『何か』を知ることができた。 さて、今の日本全国の道徳授業はどうだろうか。教科書を使い、無難に流れていく。これでは深澤先生がマルドウを立ち上げたときと、授業の質的には変わってないのではないか。ただ、道徳授業を行う教師が増え、量的に変化しただけではないのか。量的な変化も大切だが、そうなるとやはり質的な変化も望ましい。 全国の教師には、ぜひ、教材開発を行ってほしい。そして子どもに新しい『何か』を教えてほしい。 そんなことを考えた昨日の通勤帰りだった。

1/30 昨日はテスト返しができた。その分空き時間で丸付け、記入、入力をしたという訳だが。テスト返しをしながら他教室で欠席した生徒の再試験。別教室でも欠席した生徒の別試験。同じ時間で3教室を行ったり来たり。ハードだったが、これで評定の材料がそろった。ほっと一安心。

1/29 昨日はなかなかハードな一日。5時間中4時間が授業。2時間補教を授業に替えてもらった。空き時間1時間は授業準備。6時間目から出張。放課後に帰校して着替えもせず部活。部活終了後は30分ほどテストの丸付け。家庭の都合で17:30には学校を出る。とまあ、10時間ほど休みのなく働いた。しかし、おかげで充実感あふれる一日となった。この時期の補教代わりの授業はありがたい。あと2時間くらいもらえればいいのにな・・・と思っている。 保護者に学校アンケートを行っているところは多いだろう。さて、答えている保護者の意識は次のどっちだろう。PTAの一員としての学校評価なのか、消費者、お客様感覚での学校評価なのか。どちらの意識で書かれたかによって、同じ文言でも意味合いが変わってくる。昭和から平成、令和にかけて前者から後者へ保護者も意識が変わってきている。そう考えてアンケートを読まないと、評価の評価が変わってくる。気をつけねば。

1/28 昨日は書き初め展の片付け、その結果の入力、相談室登校対応、授業1つ。空き時間は通知表文例をパソコンに打ち込み、研究。夕方から雪が降る予報だったが降らなかった。1日寒かった。 元担任としてクラス会に行かない理由を堀さんがSNSにアップしていた。なるほどと感心。自分もクラス会には行かない派だけれども、理由は時間。申し訳ないけど目の前にいる生徒や家族に時間を使いたいから。しかし、30才を過ぎた元生徒たちのクラス会なら参加してもいいと思っている。それぞれの責任ある立場の社会人となら、もしくは家庭人となら話をしてみたい。そう考えている。

1/27 野中信行先生がブログで学級崩壊した教師の特徴として4つ挙げられている。1つ目が「時間を守れない」。2つ目が「整理整頓できない」。3つ目が「笑顔がない」。4つ目が「認めない、褒めない」だった。教師以前の社会人として失格だ。自分的にはこれに「約束を守れない」を入れたい。社会人以前に人としてもはやだめなレベルだ。ウソかと思われるが、こういう人もいないわけじゃない。要は人として信頼されるかどうかだろう。 自分から挨拶できないってのもあるかも。キングコングの西野さんの記事がネットに上がっていた。なるほどと思う。人から情報が集まらないのはダメだし、それを分からず、そうなるような行為をしている人は頭が悪くなる。うん、確かに。何かを作り出す、創り出す人にとっては死活問題だ。こういう視点での挨拶論はおもしろいな。

1/24 昨日は掲示物を作った。というのも、階段の踊り場の掲示板の表面がボロくて見苦しかったからだ。さらにその掲示板は校舎を建てたときからあるもので、掲示板を押すと、背面の板くずがボロボロ落ちる。 見た目はボロだし、押すとゴミが落ちるし、そんな代物。 で、掲示物を張ればボロは見えなくなるし、生徒が面白半分に押すこともなくなる。一石二鳥。生徒に押すなと注意するのではなく、生徒が押さないような環境を作る。こんな「指導」「戦い方」もある。さて、若手が分かるかな、この意味を(笑)。1,2年目研修を開くかな。

1/23 昨日は3年生の期末テスト作りに着手。本番の入試に近づくべく冊子形式にした。試しに印刷したら、裏面が上下逆。設定で上綴じにして解決。問題用紙が2枚になるので、2枚目を中に入れるのが面倒だ・・・と予想できた。機械があれば楽なのにな・・・。折り機があるだけマシとするか。もしくは印刷機にそういう機能があればいいのに。コピー機にはあるのにな。

1/22 昨日紹介した道徳教育誌だが、スマイリーキクチさんの記事がよかった。経験者だからこそ語れる内容が書かれてあった。道徳授業で、そもそもなぜ教科書を使うのか。それは、直接経験していない、できないことを文章で読むという間接体験で補っているからだ。学ぶには、間接体験よりも直接体験の方がよい。となると、文章による間接体験では、作り話よりも現実に起こっていることを題材にした方がよい。より直接体験に近いからだ。 情報モラルでは、作り話での教材、授業よりは現実に起こったことの方が、よりよくなるのは当たり前だ。盲目的に、何の疑いももたずに教科書だけを扱うというのは、危険だ。特に生徒の直接経験に差がある内容項目では。

1/21 ソフトで日本語の文章を作るって、難しいな・・・。キーワードを選ぶと文章ができるようにしたが、どうしてもコンピュータ臭くなってしまう。まあ、何とかなるだろう(笑)。 mp3のデータを普通のCDで聞こえるようにCDに焼く方法を忘れた。調べたら、書き込むときにオーディオCD形式で焼けばいいだけだった。こんな基本的なことまで忘れてる(笑)。道徳教育誌記事が載った。情報モラルも道徳教育の内容。というか、道徳教育ではない教育はないから(宇佐美先生の言葉だけに重みがある)。

1/20 昨日は1年生が5日ぶりの部活。練習の間隔が開くと、感覚が鈍ることを実感してくれたらいいな。そう思った久しぶりの部活。2年はそんなに鈍ってなかった。1年間の練習差はやはり大きい。

1/16 昨日、指導要録用の道徳授業の評価文作りを行った。冬休みから取り組んでいたものが一応完成した。何度も推敲したので文章的には、まあ大丈夫だろう。あとは操作性か。初めて取り組む人が直感でも操作できるような、そんなものにしたい。やはり操作性は大切だからね・・・。

1/15 今日は旧成人の日か・・・。こういう発想になる年代は高年齢化している(笑)。二十四節気もそうだが、こういう日にちによる季節感って必要なよなぁと思う。こういう文化が消えていくのはもったいないな。風情という言葉も死語になりつつある。 道徳授業の評価だが、指導要録用は「大きなくくり」になっている。ということは、1~3学期の内容をほぼ自動的に「大きなくくり」にすることは可能だし、簡単なのではないかと思う。そういうのができてこそ、ICTが成り立つし、働き方改革になる。 こういう発想の人がいて、エクセルなどの汎用性のあるソフトが出回らないかな・・・。 いなければ、作るしかないか(笑)。

1/14 3連休は練習試合もあり。そこそこ進んだ感じ。今週はスキー教室があるので、それまでに色々と仕事をはかどらせようと思う。週の初めが大切。ここで頑張れば、週末の急な仕事もストレスなく取り組める。急な仕事がなければ余裕のある週末になる。こういうことが分かっているので、週の初めが元気になる。

1/11 昨日は遅くまで残って仕事。ジャストシステムのカルク(エクセルみたいなもの)を使っていたが、ノートパソコンが急にシャットダウン。コンセントにさすのをうっかり忘れていた。電源とつけ、起動する。カルクの画面はない。終了されてしまったようだ。こういう場合エクセルだと、ソフトを立ち上げると正常に終了されていないファイルを再編集しますか?みたいになるな~などと考え、カルクを立ち上げる。何も出ない(笑)。がっかりして終了。これがよくなかった。自動バックアップのファイルも消えてしまったようだ。今日の結論および格言⇒正常終了でないソフトは、立ち上げた後、正常終了しない。最小化で下に残しておく。バックアップをすぐに探す。

1/10 ふと思ったのだが、教育界ではもはや「叱咤激励」って死語になってしまったなと。死語というか、やってはいけないことになってしまった。叱咤激励が通じる相手は、若手教師にも生徒にもいない。いないは大げさだが、叱咤激励をやってしまったら、ほとんどがアウトの判定になるだろう。 叱咤激励をしないで同じような、同等の効果を得る方法を知らないと、ベテラン教師はやっていけない。時代に対応するとは、そういうことなんだと思う。

1/9 昨日の天気予報は昼間から南風で暖かくなる・・・外れた。寒かった。 昨日は2クラスで授業。書道の鑑賞の授業。自分で書いてきた書き初め2つからよい方を選ぶ。そのポイントがよかったか考える。それをみんなの前で発表する。といった流れ。その発表時に、教師はクラス代表作品を選んでおく。候補が複数だったら、発表後に黒板に貼って審査会。審査する様子も生徒に見せる。授業終了まで余裕で時間があるので、教室掲示まで行ってしまう。自分は画鋲で貼り付け派。2枚一組になるようにセロテープで連結させ、それを画鋲で貼る。1時間で充実した活動が保証できる。

1/8 昨日も補習。やっと教えたいことが教えられた。漢文の訓点指導。コツさえ分かれば簡単なので、成就感が簡単に得られる。 3学期がいよいよ始まる。3年生にとっては受験直前の大切な時期。また、受験が終わって気が楽になる時期でもある。こういう難しい時期の授業をどう行うか。不安にならない若手が不安(笑)。いや、不安なんだろうけども、何をしていいか分からないのかもしれない。「どうするんですか?」と尋ねればいいだけなのにな。 昭和の時代だったら、そういう若手教師にも寛大だった。「若いからしようがなよね」と親も笑ってくれた。しかし、今は時代が違う。若いだけで「ハズレ」と言われてしまう時代だ。だからこそ(以前よりも)若手がしっかりと授業を行えないと問題になる。 ただ、ベテランよりしっかり休んでいる(休みをとっている)若手がいるのも事実。 ピラミッドの時代から続く「今の若者は・・・」というのは連綿と続いているらしい(笑)。

1/5 昨日は補習があるので学校へ。ところが、肝心の生徒が来ない(笑)。まあ、そういう時もある。お正月明けだからね。その分仕事が進んだ。3学期に行う授業(プリント)の予習。高校入試過去問で、A4サイズ6枚分の解説、解き方を教えるもの。あとは、今日プリント5枚分の模範解答を作れば3学期の準備はバッチリ。明日からでも始められる。