2016.05 | |
5/31 昨日は、空き時間は何のためにあるのか考えた一日だった。 いや、空き時間が多く設定されている教師の空き時間は、何のためにあるのかを考えた一日だった。答えは明らかだが、そうなっていない現実。 個人で云々ではなく、学校のシステムとしてどうするかという問題だ。要は管理職の範疇の内容だと思い至った次第。 5/27 テスト2日目。自分が担当している教科は昨日で終わり。ひたすら丸付け。 ある学年の漢字の出来がよくない。よくないどころか、かなり悪い。自分が担当した中でもワースト1位。 授業中に行っている漢字ワークの使い方を変えないとダメだ。 家庭学習でどうにかするのではなく、授業の中でやらないとダメだ。テスト範囲の漢字が多いというのもあるが、それでもダメ。 ダメということがあると、どうにかしようと工夫する。頭を働かせる。ありがたいことだ(笑)。今使っている漢字ワークの使い方を「あかねこ」を参考に変えてみるつもり。そして、ワーク全部をやるのではなく、書き練習がついている漢字だけしっかりとやらせるつもり。とにかく、漢字0点をなくさないといけない。 5/25 昨日、一昨日と教室は30度を越えていた。しかし、長袖ジャージのままの生徒が多くいる。自分の衣服で体温調整するという、そういった意識が希薄になっている。そりゃそうだ。今の家屋は冷暖房完備だ。衣服ではなくてエアコンの設定温度を変えればいいのだから・・・。まあ、とにかく暑さが体力と集中力を奪っていく。生徒も教師もぐだぐだふらふらな暑さだった。 5/23 昨日は午前中実家の草取りをほんの少ししただけで、頭痛になった。疲れが出たようだ。午後は寝転がっていたが、頭痛と前身の疲れがとれず。今朝も目が覚めるもなかなか起きあがれなかった。 テストを2学年分作らないといけないのに・・・。 疲れがとれぬまま、1週間が始まる。まあ、しようがない。栄養ドリンクでも飲んで頑張ろうっと! 5/19 昨日は研究授業。授業者だった。オーソドックスな道徳授業を行った。やっぱ「基本型」は難しいね。 基本型が嫌で別な型の道徳授業を続けて20年。久しぶりの基本型は時間配分すらうまくいかない。展開後段は、教師と生徒のやりとりを行わないと、すぐに終わってしまう。展開後段で生徒が本音を言い合えるのは、学級経営と密接に結びついているなあという感じ。「いいたいことが言える」「何でも言える」そんな学級でないと展開後段は難しい。で、そういうクラスだったら、基本型でなくても道徳授業はうまくいく。 結局学級経営か!? まあ、そういうことですよね。 ただ、中学生は本音と建て前が当たり前のごとく分かり、使い分けられるので、展開後段は建前を言う時間になるかもしれない。胡散臭いなあ、やっぱり基本型は(笑) その胡散臭さに気づかない教師は、やっぱり学級経営がうまくいかない。 研究授業は、見ている人の数倍、やっている方が勉強になる。これだけは変わらない真実だな(笑)。 テレビで言うと、授業者が司会者であり、生徒がメインゲストであり、参観者は雛壇芸人のガヤか参観者。 こんな感じ。 5/18 家庭訪問があった。家庭訪問というのは、家に出向き、顔を合わせ、挨拶する。これだけで十分だと思う。 色々と難しく考えるから億劫になって、家庭訪問が必要ないなどとなってしまう。 すごくアナログだが、それでも直接会って話すことは大切だ。 母親も仕事をする時代で、授業参観者が減ってきた時代だからこそ、家庭訪問がより大切になってきたと思う。 学校という保護者にとってのアウェーに来てもらうのではなく、お家に伺うからこそ、まさしくホームゲームで保護者が話せるのだろう。 まあ、それくらいに考えないといけない時代になったわけだ。 5/17 家庭訪問も最終日。昨年度からの持ち上がりなので、家の場所が分からないということは、ほとんどない。学校の近くの家は歩いていくのだが、そういうときに地元の店の存在などを知ることができる。そういうことを知るための家庭訪問があってもいいと思う。小学校とかは、学区が狭いから可能だろうが、中学ではそうもいかない。しかし、地域を知るというのは、そういうことだ。 5/16 何かの記事で読んだのだが、中学校教員の残業時間が、月に50時間ということだ。これはきっと、平日のものを合わせたのだろう。土日の部活動は絶対入っていない。 さらに、50時間ということは、1日当たり2.5時間か。これは、かなり少ない方の時間だと思う。 勤務時間が少ない(?)自分でさえも、11時間は学校にいる。 世の中に出る数字は、やはり「生」の声を聞かないとダメだな。 5/13 家庭訪問期間になり、短縮授業。 掃除の時間までカット。なので、生徒が来る前の時間を使い教室掃除。箒で掃き、黒板を黒板消しで拭き、チョークの汚れを雑巾がけし、教卓の周りの床も雑巾がけをした。 掃き掃除をしてビックリ。 けっこうな量のゴミがあった。 掃除の時間はカットされても、勉強系の時間(正規の授業以外)がカットされていない。 人間的な成長を考えるならば、清掃の方が絶対に大切だ。 清掃はできるが勉強はできない人間と、清掃はできないが勉強はできる人間。社会人としてどちらが需要があるだろうか。 勉強さえしてればいいというのは、お手伝いさんを雇えるような家庭だけだ。高級住宅街の私立校じゃないんだから、普通の公立学校は自分で掃除しなきゃ・・・。 5/12 空き時間に自分がどんな仕事をしたのか書き出してみた。6つのことを行っていた。やはり、空き時間は事務時間(笑)。 18日の研究授業に向けて文章を書き始めた。しかし、なかなか進まない。家庭訪問も始まり、ますます時間がない。 ただ、A4で10枚を越える資料は作りたいという思いはある。さて、どうなることやら・・・。本当は、こういうことに使える空き時間があるといいんだけれども。研究の時間がないのが勤務の実態。 5/10 6日に生徒会主催のレク大会があった。長縄跳びでは、練習の時よりも大きく記録が伸びた。全員リレーでは、昨年のダントツビリから2位に浮上した。こんなふうに生徒の成長が顕著にはっきりと表に現れた。こういうことを保護者に伝える道具が学級通信だ。「勝ったからよかった」というのは子ども視点で、子供が親に報告すればいい。教師は、結果よりも努力の過程や成長した姿を報告すればいい。 こう考えると学級通信は大切なアイテムとなる。 5/6 大型連休初日の大会から始まり、練習試合の嵐がようやく終わり、昨日は久々の1日オフ。家のプランターをきれいにしたり、グリーンカーテンの準備をしたり、夕方からはフラワーパークに行って見事な藤の花を見たりと、色々でき、リフレッシュした。 新任でも必ず知っておきたい 学級経営の踏ん張りどころ51 (学級経営サポートBOOKS) 一昨年の夏に苦労して執筆しました。増刷になって一安心です。 |