2015(H27)8月
8/26 夏休みに三者相談があった学校もあるのではないだろうか。その時時間の設定が難しかった教員も多かったに違いないと思う。まずは、部活の大会が終わるまでは予定が組めない。また、共働きの夫婦が多いので、日中に時間を空けてもらうのが難しい。もう、夏休みに三者相談をする時代ではないだろう。生徒との二者面談でいい。保護者が参加できるなら三者相談にしてもよいが、それが難しい。 秋の終わりに三者相談があるのだから、夏休みに慌ててやらなくてもよいと思う。どうしても夏休みに行うのなら、土日も活用すべきだ。もちろん、振り替えで平日に休みにするが。それくらいしないと、三者相談をするのが難しい時代になった。

8/25 時間の感覚は人によって違うなあと、夏休みに改めて思った。子供は、学校で休み時間があるので、10分という区切りというか、一単位時間が分かっている。「休み時間になった。10分あるぞ。何して遊ぼうかな。」という感じだ。しかし、こういう感覚がないと、10分以上あるのに「ラジオ体操の集合時間大丈夫? 時計見て自分で行くんだよ。」となる。まだまだ13分もあるので、子供はきっとラジオ体操に行く時間とは思っていない。10分以上あるので、別なことを考えている。 子供でも分かっているこの時間の感覚。人によって違うということがよく分かった。分刻みで行動している人は、自分なんかよりももっともっと感覚が違うんだろうなと思う。

8/21 人間ドックに行った。胃の検査でバリウムを飲んだ。まあ、バリウムは苦手じゃないからいいんだけど。最近のバリウムはおいしい風味になってるからね。実は、バリウムを飲む前に、胃液を抑えるための注射を打った。何年ぶりだろう、肩への筋肉注射は。すっげー痛かった。これが一番のショックだった。病院によって色々違うねぇ。家から近いからという理由で選んだけど、もうびっくり。注射には少し凹みました。

8/13 昨日テレビを見ていたら、新人アナウンサーの研修がやっていた。自己紹介を行うのだが、25秒での自己紹介を5分間で準備させていた。で、本番となるのだが、急遽15秒でやってと変更になった。最初の新人アナは13秒でできた。このアドリブ力もすごいと思ったが、その13秒に対して10年目の先輩が言ったセリフがもっとすごかった。「2秒足りないけど、2秒はどうにでも繋げられるから」だった。その2秒をアドリブで繋げられる力こそ、本当の力だろう。準備していた25秒を10秒削るのはたやすいと思う。でも、余った2秒という中途半端な時間を繋げるのは現場で培った力だ。さすが10年目の桝アナウンサー。すごい。プロの何気ない一言を見た。 授業でもそうだ。きっと名人級の人は、アドリブでの数秒がすごいのだと思う。

8/11 昨日は山形の佐藤先生が講師での講演会というか研修会。佐藤先生との出会いは20年前になる。群馬での全国合宿に出たみたかったが、参加資格に実践記録持参とあった。とてもじゃないが、道徳の実践などなくて参加できなかった。で、秋にあった山形でのイベントに参加した。それが20年前。あっという間の20年だなあ。佐藤先生に来ていただき、念願が叶った。うれしい半日だった。

8/8 今度の月曜日は小中合同の道徳研修会。山形から佐藤先生をお呼びしての講座。佐藤先生との出会いは20年前。自分が山形に講座を受けに行ったのが最初だった。あっという間の20年だったなあ。自分自身、佐藤先生の講座を受けるのは久しぶり。そういえば、自分自身が全国セミナー(旧全国合宿)に出ていないからなあ。講座が楽しみです。

8/6 昨日の午前中は出張。「差別」について。歳をとると、その人の本性の部分が出やすくなるのかなと思った。割と自由がきく年代だからこそ心の奥底にある本音がポロリと出てしまうのかもしれないな。いい歳をして(いい歳だから?)「差別」をするなんて、人として哀しすぎる。絶対に、差別する人間よりも差別される人間のほうが人としてまっとうだと思う。そんなことを考えた一日だった。

8/5 一昨日は出張に行く途中でコンビニ休憩。すると、「コンコン」と車の窓をたたくおじさんが。「携帯電話を忘れたので貸してほしい」とのこと。職場に連絡したいことがあるそうな。もちろん、貸して話が終わった後、「ありがとうございました」と言って200円を渡そうとしてきた。もちろん、丁重にお断りした。困ったときはお互い様。お金よりも大切なことがある。 こういうプラスが連鎖となって雲の素性に広がっていけば、世の中はもっとよくなるのにと思う。

8/3 昨日は東京で講座。前の方2人が教材開発系との読みが当たった。自分は講座群に多様性を出すため、定番資料の読み取り、分析を行った。こういった多様性を出すことも講師として求められる力量の一つかなと思う。自分も教材開発系でいこうと準備を進めていたが、変えてよかった。新しいネタがほしいと思われていた方にとっては物足りないと思うかもしれないが、教科化を考えた場合、今目の前にあるある資料(=教科書)をどう展開していくかということが大切になる。少なくとも、年間35時間の内20時間近く(内容項目の数)は教科書を使用する義務が生じるだろうから。 とにかく、多くの仲間と学べた時間を過ごすことができたのがよかった。北は北海道から南は沖縄石垣島までの参加者。とにかくよかった。