月の初めに想う |
「要支援2」の連れ合いだけど、今、「要介護」に認定して 貰うようケアマネージャーが申請してくれている。 寝たり起きたりになる連れ合いのために介護ベッドを用意 したり、廊下をバリアフリーにしたり、寝室もそれなりに 快適に過ごせるように模様替えをしなければならない。 「今度、ちょっとそっちに行くね。話もしたいし・・」と、 横浜の妹から電話が入った。 五歳年下の妹はまだまだ元気だ。 一泊出来たら泊まってねと私は言った。女が家を空けるのは 大変なことだ。どうなるか分からないけど・・・・・。 母の在世中、妹はちょこちょこ母の所に来て母の好物等を 持ってきていたようだ。日帰りも多かったと思う。 近くに居る私は、仕事が忙しくてあまり母の家にも行ってない というのに、横浜から来て、夜までには自分の家に戻って いた妹。 この前の電話のとき、「また時々そっちに行こうかと思ってる のよ」と言っていたように思う。 いよいよ八十代に入る姉の為に、母親にしたように遠い所から 来てくれるというのだ。 なんという優しい子だろう。 もう私は遠くへは出かけられない。介護する夫もいることだし。 妹が来たら、とっておきの母の生前のビデオを二人で見よう。 私の息子が撮ってくれていた、今となっては私達の宝物だ。 楽しみでわくわくする。(H.21.6.1記) |