月の初めに想う


(45) 早春の気配




平成21年も、はや如月とはなりにけり。

先日、姪に誘われて新橋演舞場に市川海老蔵の歌舞伎を
観に行ってきた。

歌舞伎といえば、前に、まだ海老蔵が新之助の時代に
寂聴源氏で、新之助の光源氏が須磨に行くまでの話を
観ただけなので、今回で二度目の観劇ということになる。

あの時の藤壺は坂東玉三郎だったが、
気品と美しさに圧倒された。

新之助の光源氏も甘く美しく、まさに光り輝いていた。

今回、海老蔵は小悪党を演じた。
ま、最後は観客の紅涙を搾らせるものだったけど・・・。
コミカルで、やんちゃな感じは、私が持っていた光源氏
のイメージとはまるで違っていて、とても面白かった。

さて、最近、舞筆というソフトで、タブレットを使って
文字に挑戦をし始めた。
しかし、現実の筆のようにはいかない。
仕方が無いので、創作文字のように書けないかとあれこれ
試している。
いや〜〜難しいものだわ。
現代書道とか、前衛的なものを嫌っていた私だけど、
やってみると案外楽しい。

今年はこれでいこう(笑)(H.21.2.1記)>


次へ→


トップへ戻る