月の初めに想う


(43) 今年が終わる




とうとう今年の最終月となった。
地球は同じ速度で回っている筈だのに、この頃何故か物凄く
速いように思われる。

某総理じゃないが、毎日たらたら生きて運動もせず、病院の
薬を飲み、サプリメントを飲み漁り、食べることにのみ追わ
れている極めて非生産的な人種に成り下がっているのだ。

まだ七十台だが、間もなく八十になる
八十の大台に乗ると、どんな顔になるのかな。
人生も終盤に近づいてくると、自分の過ごしてきた生き方が
其の侭自分の顔になると思うと、なんだか怖ろしい。(笑)

この頃よく躓く。
朝が一番危ない。お勝手から茶の間に物を運ぶとき、敷居に
爪先をぶっつけ、オットトトとたたらを踏み、それでも転ば
ないで、事なきを得てほっとするのだが。
ルームシューズを履いているので、爪先を傷めないのは幸い
だと思っている。

危ないのは夫のほうだ。
たたらを踏むなんてことは絶対に出来ない。100%転ぶ。
ま、今まで怪我をしなかっただけ有り難いと思う。

爺と婆は、「転ばないようにしよう。骨折して寝込んだり
したら呆けちゃうからね」と合言葉のように言っている。
(H.20.12.1記)


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