月の初めに想う |
とうとう今年の最終月となった。 地球は同じ速度で回っている筈だのに、この頃何故か物凄く 速いように思われる。 某総理じゃないが、毎日たらたら生きて運動もせず、病院の 薬を飲み、サプリメントを飲み漁り、食べることにのみ追わ れている極めて非生産的な人種に成り下がっているのだ。 まだ七十台だが、間もなく八十になる 八十の大台に乗ると、どんな顔になるのかな。 人生も終盤に近づいてくると、自分の過ごしてきた生き方が 其の侭自分の顔になると思うと、なんだか怖ろしい。(笑) この頃よく躓く。 朝が一番危ない。お勝手から茶の間に物を運ぶとき、敷居に 爪先をぶっつけ、オットトトとたたらを踏み、それでも転ば ないで、事なきを得てほっとするのだが。 ルームシューズを履いているので、爪先を傷めないのは幸い だと思っている。 危ないのは夫のほうだ。 たたらを踏むなんてことは絶対に出来ない。100%転ぶ。 ま、今まで怪我をしなかっただけ有り難いと思う。 爺と婆は、「転ばないようにしよう。骨折して寝込んだり したら呆けちゃうからね」と合言葉のように言っている。 (H.20.12.1記) |