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折々の呟き

(五)


【 2003・6・1 】

水無月六月の始まりだわ。雨が降っている。鬱陶しい。どんな月に
なるのやら・・・。
きっと何時の間にか梅雨に入り、私の心にもじめじめした黴が生え
ることだろう。そのうちにボケて天下泰平極楽極楽となるかな〜。
【 6・4 】

どんよりと曇っている。 電車でいつもの胃の薬を貰いにクリニック
に行ってきた。蒸し暑かったけど、駅のホームでベンチに坐っている
と結構涼しい風が吹いていた。
不思議な光景を目にした。
雀がホームの縁ぎりぎりのところで、下のレールを覗き込んだり、鳴
いたりしている。私は気になって下を覗いてみたがなにもなかった。

その雀は何回もそう云う行動をして、“ぎゅぎゅぎゅ”と何か言って
いた。 何を言っていたのだろう。
と、別の雀が迎えにきた。“ぎゅぎゅ”“ぐぐぐ”と会話を交わし、
飛んでいった。でも、ぎゅぎゅ雀はもう一度線路を覗いて行った。
【 6・7 】

あるサイトでこんな書き込みを見た。「私は孫にオバーチャンと呼ばせ
ていません」というのである。不思議だねぇ。
孫にとってはオバーチャン以外の何者でもないじゃないの。
最近こういうことを言う人が増えたみたい。

自分の気持ちだけ老け込まないようにしていればいいんじゃないかしら
私は、おばーちゃ〜んと呼ばれるととても嬉しい。
勿論自分の孫にだけよ。(笑)

しかし、おばあちゃんと呼ばれる事に抵抗を感じてる間が華ね・・・。
【 6・10 】

今日は「時の記念日」だった。ある方が教えて下さるまで、全く忘れて
いた。一日が、一時間が、いや今この時が、この時をどう意義深く過ご
すことが出来るか、いやいや、過ごしているか。過ごしたか。
今、こうしてパソコンのキイを打っているが、この瞬間は再び戻っては
こない。
来年の今日、私は同じことを書くかもしれない。
しかし来年の私は、今ここで書いている私ではない。又一つ歳をとった
私なのだ。
こんな馬鹿げたことを書いている私は一体なんなのさ。
【 6・19 】

今年の阪神は凄い!。野球にはあまり興味を持たなかったのだが
星野監督のあの男っぽさと、今時珍しい熱血漢にちょっと惚れこ
んだ。逆転勝が多いのも面白い。プロの試合だから、ああいう見
せ場があると観客は熱狂するだろう。

今年優勝すれば、何十年ぶりだそうだ。どうみても流れは阪神に
有るような気がする。どうせなら日本一にしてやりたいなあ・・
【 6・27 】

ここ北関東は曇りだけど、取りあえず爽やかな梅雨の晴れ間と云う
べきか。少し風もあるし、洗濯物も乾くかも・・。
あと三日もすれば今年も半分終る。
「もう半分過ぎた」と嘆くか、「まだ半分しか過ぎてない」と前向
きに考えるか・・
四季を追い、暦に付けた印を追っているうちにもう6月も終る。



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