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日々思う事

(四十)

【 2006・6・2 】

≪ 花の色は・・ ≫


今年もとうとう6月に入った。あれよあれよと言ってる間に
一年の半分が終わる。

玄関の前のプランターに植えたマリーゴールドが始めて開花
した。
力強く光を放っていて、岡本太郎さんの描く太陽のようだ。

手をかければかけるだけ、植物はちゃんと応えてくれる。
「枯れて萎びた花はどんどん摘みなさい」とアドバイスを
受けたので、ちょっと可哀想だけど摘み取っている。
でも、これにはちょっと抵抗があるのよねぇ。・・・・・

なんだか自分が摘み取られているような気がして・(^.^)


【 6・3 】

≪ 駐車違反 ≫

都会の繁華街、商店街での駐車違反に厳しい違反キップが
切られるようになった。
しかし、駐車場もない商店街のビルに商品を届ける仕事の
車は気の毒だと思う。
色々職種はあるけど、私の想像できる範囲では、宅配便、
酒屋さん、米屋さんなどなど。
汗だくで重い物を届けて、急いで飛んで帰っても5分過ぎて
違反のシールを貼られてるなんて・・・・・。

配達の車には【配達中】なんてシールを自治体の印かなにか
捺したものを車に貼っておくことは出来ないものだろうか。

なんとか考えてあげないと・・・・・・


【 6・5 】

≪ ちょい悪 ≫

“ちょい悪”ちょいワル・・と書くのかしら〜(笑)
なんとなく視ていたテレビで、こんな言葉があったのよ。
ご存知ですか〜?ちょいワル親父って時々聞くでしょう。

ちょっと二枚目で、ちょっと不良で、でも、本当は“悪”
じゃない・・という意味だと私は解釈しているのだけど。

テレビでは、親父の話じゃなく、サッカーの選手の中で
この“ちょい悪”を探したのね。
外国の選手だったけど、私は名前は知らないわ〜。
数人あげていたし、試合ぶりなどを見せていたのよ〜。
ひゃ〜〜凄いねぇ。顔立ちはともかく、その逞しさと、
バイタリティというのかしら、画面一杯に迫ってくる
そのド迫力には圧倒されたわよ〜。

刺青の選手もいたし、人種もさまざまだった。でもね
一つ言えることは、みんな凄い実力の保持者だという
ことなの。

こんな男達を見てると、日本の選手はみんな大人しいわ
ねぇ。なんだかみんな優等生に見えるわ。


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【 6・13 】

≪ 野菜の成長 ≫

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梅雨時というのは、植物を随分成長させるものだわね。
左が茄子で、花のガクというのか、茄子の実の頭の部分
にあたる痛いところね、あれが随分大きくなっている。
左下のは花らしいものが覗いている。

右のピーマンは可愛い花が咲き出した。
全部俯いているので、適当にデジカメを下に持っていって
写した。
何色のピーマンが生るのか楽しみだわ〜。

紫蘇もパセリも、どんどん増えてくる。しょっちゅう
摘んで食べているのだけど・・・・・・。

ぜ〜んぶ私の好きなものばかりよ〜。フフフ(^.^)


【 6・15 】

≪ 報道というもの ≫

うちは、毎朝テレビ朝日のワイドショーを視ている。
コメンテーターの鳥越さんが好きだし、キャスターの
渡辺さんも良い。二人とも人間性が溢れている。

しかし、最近の話題はどうだ!。
殺し、ゴミ屋敷・・・。まして、幼いこどもの悲しい事件
を、これでもかこれでもかとばかり、犠牲になった子供達
の在りし日のビデオ映像を流している。
検察でもないのに、容疑者の精神状態を分析し、ともすれば
情緒的な面を強調することもあるように見受けられる。

政治の話や、ファンド関係の話はいくらでも聞きたいが、
幼児の受難の話はとても辛くて、視ていられない。


【 6・17 】

≪ これもいい ≫

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毎年咲いている夏椿だけど、いつも上の方に咲くので写真
を撮ることができなかった。今年は下枝を落とさないように
頼んだので、念願の写真を撮ることができた。
清楚で、いじらしいほど小さく、一日位で落ちる儚い花だ。
ポトリと落ちたその姿は、いままで枝についていた其の侭だ。

冬の間は枯れ木で、なんの木だか分からないのが、春になって
芽を吹き、新緑の間に固い蕾を持ち、漸く咲いたと思ったら
もう落ちている。散り敷かれた可憐な白い花々が痛々しい。

誰も気がつかない、誰も話題にしない、地味な一生だけど、
夏椿は一生懸命に生きて、ポトリと落ち、静かに土に戻る。

いいねぇ、こんな終わり方は・・・・・・。


【 6・21 】

≪ 殺された母子はいま ≫

山口県光市の母子殺害事件。
最高裁は無期懲役を高裁に差し戻した。
事件から7年経過した結果だ。これからまた何年かかる
のだろう。

それにしても、被害者の夫の本村 洋さんは非常に論理的
で、法律もよく勉強されている。素晴らしい青年だ。

この方が昨夜、テレビでこんなことを話された。

「最近はあまり妻と子どもの夢を見ないのですが・・・
私達は錦帯橋によく行きました。事件後夢をみました。
錦帯橋を妻と、やっと掴まり立ちしだした娘が歩いている
のです。妻は、ヨイショ、ヨイショと娘の両手を持って
二人で歩いて行きました。私は橋の上には居ませんでした。」

この話を聞いていて、私は涙が溢れました。
この母は、よちよち歩きの我が子の手を引いて彼岸に
旅立ったんですねぇ。


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