BGM:copyright(C)Music palette
折々の呟き

(二十六)


【 2005・3・1 】

遂に年度末の月を迎えた。
といっても、別に今の私には何の関係もないのだが・・・。

昔のことを書いたって仕方がないから書かないが、最近の
目り張りのない生活はどうだ。此の侭一生を終えるのかと
思うとぞっとする。

しかし、弥生三月は、明るい希望も感じさせる月だ。
誕生月でもあり、また心機一転生まれ直すとしようか・・。



【 3・ 4 】

昨日は、デジカメ散歩をする位穏やかないい日だったが、
夜になって雨が降り出し、今朝は予報どおりしんしんと雪が
降っていた。庭の木々も一面真っ白だ。

玄関の前も予想通りふわふわの雪で覆われていた。
郵便受けまでなんとか雪掻きして朝刊を取ってきたが、問題
はそれから先だった。

生憎今日は、主人と私のいつもの薬を貰いに行く日だった。
門、階段、歩道まで全部雪を除けないとタクシーにも乗れ
ない。雨靴を履き、フードのついたコートを着て、ちびた箒で
へっぴり腰で雪を押している私に思いもかけない助っ人が
現れた。

お向かいの工務店の社長だった。
シャベルで綺麗に雪を掻いてくださったのだ。
冗談を言いながら二人でやったのだが、有りがたくて涙が出
そうだった。

タクシーの運転手さんも、いろいろと気を使ってくれ、無事
に薬を貰ってくることが出来た。

人の心の優しさに触れた有難くも嬉しい一日だった。



【 3・ 31 】

今日は私の誕生日だ。
昭和5年3月31日にこの世に生を享けて今年は何回目かな?
日野原重明さん流に考えれば、今日から「新高齢者」ということ
になるらしい。

もうとっくに高齢者なので、なんとなく駄目押しをされたような
気分だ。
今日で弥生三月も終り、明日から卯月四月。
新学期、新入社員、新・・・・、新高齢者?(笑)


次へ→


トップへ戻る