九州場所が終わった。
終わってみれば、いつものとおり朝青龍が優勝し、魁皇は
12勝3敗で大関に留まった。
しかし、千秋楽の最後の一番は見ごたえがあった。
館内が割れんばかりの手拍子の応援の中で、大関魁皇は
頑張った! 物凄い勢いで朝青龍を土俵の外へ押し出した。
3敗を守れば、或いは横綱に・・という話もあったので、
魁皇としては必死の相撲だったのだろう。勝った時、あの
大きな関取が泣きそうな顔をしていた。
協会は、横綱を見送ったけれど、私はそれでよかったと
思っている。
故障を一杯抱えたあの体で、無理して横綱になっても、
果たして、いつまで綱を張っていられるだろうか。
次の場所で惨敗して、見苦しい姿を曝け出して貰いたくな
いからだ。魁皇!良く頑張ったね。
今年最後の大一番、立派だったよ。感動して日本中が泣い
たと思うよ。 |