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折々の呟き

(十五)


【 2004・4・1 】

新年度の始まりだ。今年はいつもよりとても新鮮に感じる
何故だろう。昨日私は74回目の誕生日だった。
世間には、娘さんやら場合によってはご主人から花束など
を貰う人もあるらしい。

横浜の妹と、メールのお友達から祝いの言葉を頂戴した
嬉しかった。

私には娘はいない。我が家は何も変わらない3月31日だった。
しかし一夜明けた今朝、私は妙に張り切っている。

70代に入ったショックから早く立ち直らなければ、
来年はいよいよ「新老人」といわれる歳になると深刻に考え
たからだ。
もうぼやぼやしてはいられない。
日常の瑣末時から心を入れ替えて頑張ろう!!。


【 4・10 】

何ということ!イラクでイラクの人々の為に働いていた
ボランティアの若者3人が、武装グループに捕まった。
日本の自衛隊を撤退させる為の人質としてだ。どういうグループ
だかよくつかめていないようだが、実に卑劣だと思う。

しかも3日という期限付きで、撤退させなければ殺すという
のだ。
日本政府は、救出に全力を尽くすといっているが、どこにいる
のか、どういう相手なのかはっきりしないのに、間に合うのだ
ろうか。

【 4・17 】

イラクで3人が解放され、続けてフリージャーナリストの
2人が解放された。
いずれも、イラクの聖職者協会の宗教指導者が助けてくれた
ようだ。
今やイラクに安全を保障出来るところはないようだ。
戦闘地域としかいいようがない。自衛隊も当然狙われるだろう。
そうなると復興支援といったって、手も足も出せなくなる。
きめ細かな地道な人道支援をしているボランティアの人達も、
危険極まりない状態の中にいる。

一番可哀想なのは、善良なイラクの一般市民だ。子供達だ。
あの国は一体どうなるのだろうか。


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