ブログ風呟き★☆★残照の日々★☆★


(五)



(H.23.9.1記)



(H.23.9.4記)



(H.23.9.7記)



(H.23.9.10記)



(H.23.9.15記)


映画監督の新藤兼人さんが、ご自身の生い立ちの記である「落葉樹」
という映画に対するコメントの中で監督が涙ながらに語られた言葉
がある。

「お母さんというのは、いったい何をしに生まれてきたんだろうと
いう気がします」不遇の中で働き子育てをして、56歳の若さで亡
くなった母親の愛が有難かったと仰っている。

独りになった私は、息子達や世間の人によく言われる。
「もうこれからは何でも好きにしたらいい。自分の事だけを考えて
やりたいことをやればいい。」

有難う有難う。でもねぇ、自分の事だけを考えていればいい生活っ
てのも何だか寂しいものね。
取り敢えず貧乏性は横に置いて、積極的に生きましょう。
(H.23.9.17記)


(H.23.9.19記)


(H.23.9.25記)


(H.23.10.1記)





(H.23.10.2記)





(H.23.10.4記)



(H.23.10.8記)



(H.23.10.10記)



(H.23.10.12記)



(H.23.10.14記)



(H.23.10.17記)



(H.23.10.20記)




一時期俳句がブームになり、本屋に行くと「俳句の作り方」など沢山
あったものだ。基本は同じだけれど俳人それぞれの作品は微妙に違って
おり、どう学べばよいのか困る位だった。

つい先日、思うところがあって比較的大きな本屋で俳句の本を探した。
名のある書店ならこんなことは無かったかもしれないが、俳句に関する
本が非常に少なくてこれは一体どうしたことかと驚き慌てた。

おや?金子兜太さんの本がある・・。
現代俳句・前衛俳句・・嘗て、非常に難解な句を作る人というイメージ
で敬遠していた俳人だったので、どうしようかと躊躇ったが他に買いた
い本が無かったので買うことにした。

表紙の帯の言葉がまた良い!!
「九十二歳。毎朝、新鮮な空気を胸深く吸い込んで、想像力を膨らませる。
ゆっくり「ことば」を練り上げてゆく。若がえりの道、俳句とともにあり。
俳句と暮らす。俳句と遊ぶ。老年はもっと豊かに味わい深くなる。
日本語はおもしろい!」

私は、種田山頭火が好きで、己を曝け出した哀愁のある句に涙したもの
でした。  母よ うどんそなへて わたくしもいただきます(山頭火)
       休んでゆこう虫のないているここで(山頭火)      

金子兜太さんの、折節漢語も入るその文章の流れの心地よさ。他の俳人
の句とそれに伴う兜太さんならではの内容豊富な文が付いている。
人間に拘って俳句を作ってきたと仰る兜太さんの句だが、哀しい山頭火
とは違う力強さに私はぐいぐい引き込まれている。
(H.23.10.23記)





(H.23.10.26記)



(H.23.10.29記)

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