ブログ風呟き★☆★残照の日々★☆★


(三)
電気は有難い
 
停電しない有難さ

暖かくて   

何事もなかったかのように
            
パソコンのキーを叩いている

冷蔵庫の中も冷えている

明日も  

明後日も 

 明るい夜だろうか

(H.23.4.1記)


生甲斐なんて
 
身の周りに遣る事が沢山あるのに
いい加減な日々を過ごしていた私


残余の時間を思っては     
なにか生甲斐はないかとばたばた
していた私。         


生甲斐を探すほどの暇は無いこと
に気がついた私。       


言うなればこれが私の生甲斐なの
かも。            
(H.23.4.8記)


もう遅い
 
母が在世中よく言っていた。 
             
「早苗は鼻っ柱は強いけど  
本当は気が弱い子よ」   
さすが母親、分ってる!!  

こっそり泣いてることも   
お見通しだったのかも。   

つらつら思うに、私はこの  
鼻っ柱だけで人生を過ごして 
来たような気がする。    

泣き言をいったり甘えたりす 
る可愛い女じゃなかったなぁ。 

今頃気がついたってもう遅い 
けど。アハハハハハ(^◇^)
(H.23.4.16記)


遠い日の想い出♪
 
月曜日から土曜日まで、毎朝観る
朝ドラ「おひさま」 。     

時代は私の女学生の頃よりまだ 
少し前で、少々甘く出来ているが
大体想像出来る世界だ。    

今週は旧制高等学校の生徒が出て
いる。            
私の兄が行っていた台北高等学校
は霜降りの制服だったが、帽子の
二本の白線は同じだ。懐かしい。

兄はバンカラだったが素敵な友人
が居て、我が家にも時々遊びに来
られた。           

私は今、タイムスリップした朝の
ひと時を楽しんでいる。    
(H.23.4.21記)


時代の差を感じた時
 
息子達の世代までは充分通じた話題が
まるで理解されない世代が出てきた。

成るべく昔の話はしないように気をつ
けているのだが、話の流れでついつい
古い時代に及ぶことが多々ある。  

相手は一生懸命聞いてくれているので
気分良く喋ってしまう。眠そうな目に
気が付き、しまった又やっちゃった!
とさりげなく話題を変える。    

自分が喋って楽しい話題が誰にでも楽
しい筈は無く、至福の時間は自分一人
の時に持つことにした。      

私は田辺聖子さんが好きだ。佐藤愛子
さんも好きだ。小気味良いエッセイを
読んで溜飲を下げている。     
(H.23.4.24記)


古木踏ん張る
 
百数十年もの古木の大藤を見たくて、
足利フラワーパークに出かけた。  

三百本もの若い藤や、躑躅、花々類は
工夫を凝らした池、小径等に華やかに
植えられていた。         

ゴールデンウィーク初日とあってか、
物凄い人出で、私は人疲れした程だ。

肝心の大藤は?          
なんとまだ二分咲き程度でがっかりし
た。しかし、足腰の確りした逞しい幹
は大地にどっかり根を張り何百畳分も
枝を広げて、スローペースではあるが
美しい花を咲かせようとしていた。 

人間が演出した広大な庭を歩きながら
私は、風雪に耐えて只管生き黙々と花
を咲かせている、そのごつごつした逞
しい古木にカメラを向けた。    
(H.23.4.30記)



GW後半に入る。

今朝はイブ・モンタンを聴こうか♪

"喫茶らべ"

静かな刻が流れる。
 
(H.23.5.3記)



 
(H.23.5.7記)


ま、いっか(^。^)
 
朝ドラの「おひさま」、今朝は女学校の卒業式の話
だったわね。                
私は女学校の卒業式は知らないの。      
昭和21年3月20日が卒業式だったけど、当日
は引揚げの為、基隆(きいるん)港に集結した日
だったわ。                 
当然式には出られないので、家に出入りしていた
台湾の人に卒業証書だけ学校に貰いにいって港に
届けてもらったの。真新しい筒に入った証書を受
けとり、それで終わり。           
ドラマの中の女学生のような楽しい学校生活なん
て無かったし、スカートじゃなくカーキ色のモン
ペを穿いて碌に勉強もせず、畑を耕したり、軍服
のボタンつけをしたり当時の方は皆ご存知の戦時
女学生だったわ。              
                      
最近、輸入雑貨の安物の小物を見たり買ったりす
るのがとても楽しい。若い人と出掛けてはそんな
店に入って、一つ一つ丹念に見て回り可愛いね等
と少女のようにはしゃいでしまう。      
部屋の香りも楽しんでいる。         
悲惨な時代もあったけど・・・ま、いっか(^。^)
(H.23.5.11記)



玄関の前でひっそり俯いている"薔薇の精"

廊下からガラスを透してこの子の背中の羽

が見えるの・・・"おやすみまた明日・・"

 
(H.23.5.14記)


≪庭には≫

去年鉢から出して地植えした「鉄線花」が
見事に咲いている。         
他の花も可憐に咲いているが、この花の
力強さは驚くばかりだ。       

クレマチスというより鉄線花という呼名
がぴったりで私の好きな花の一つだ。 
 
指先ほどの青蛙があちこち飛び回ってい
るのも楽しい。           
(H.23.5.22記)


≪海の藻屑≫

毎朝観ている朝ドラ「おひさま」を今、
号泣しながら観ている。       
私が過した環境とは少々違うが、国の 
教育の仕方はあの通りだった。    
                  
台北の官舎の隣の少年は、予科練に合格
し、内地に向かう船が台湾海峡で爆撃を
受け轟沈。少年達は海の藻屑になったと
風の便りで聞いた。         
                  
学徒兵だった兄の友人も、特攻機で出陣
し散った人も。また特攻機でなんども飛
び立ちながら故障で戻り、終戦を迎えた
ものの、一生重荷を背負って過した人も
いたとか。             

有能な若者を死地に追いやったあの戦争
はいったいなんだったんだろうか。  
(H.23.5.27記)


≪見る影もなし≫

温帯低気圧だったのに、結構強い風が
吹いた。             
鉢植えの花は皆玄関の中にいれておい
たので無事だったが、地植えの花が 
滅茶苦茶になってしまった。    



カサブランカが二本ちゃんと立ってい
たけど咲くのかしら。       
明日、若い人と一緒になんとかしよう
(H.23.5.31記)

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